帰りはいつも向かい風。
この時期の淀川はいつも風が吹く。
朝9時の釣りはじめは穏やかなのだ。
10時をこえると海から上流へ向かう風が吹き始める。
私の釣り方は上流に登りながら釣っていくスタイル。
そろそろ下ろうと考える11時ごろはかなりの向かい風になっている。
パドルのジョイント部分に3つの穴が設けられているのを
ご存じだろうか?
向かい風に向かって漕ぐ場合、この穴位置を利用してパドルのブレードが
斜めを向くように調整する。
これだけで相当違います。
パドルを前に向ける時、ブレードの向きを
風を切るような方向にするのです。
それだけブレードに受ける風の抵抗が大きいということです。
カヤックで向かい風に対応するのは、しんどいことですが、
このテクニックを知っているだけで全く違ってくるのです。
もう一つの注意点。
余裕のある速さで、マイペースを維持してください。
がんばってしまうと続きません。
安全に帰ることが一番大切なことです。
絶対にマイペースを維持してください。
上のような魚をキャッチするはずだったんですがね。
釣りもマイペースかな・・。
カヤックの釣りには絶対のモスバッグ。
その名前の由来が、下の写真です。
でっかいバスが大きな口を開けたようすに見えます。
この様子を見てクワイエットファンクの久保田さんが
命名したと聞いています。
モスバッグは「革 念」の井上剛が現代のフィッシングバッグとして
考え出したもの。
歴史を見ればイギリスのゴム引き帆布のかたいイメージのフィッシングバッグが
有名です。
カッコはいいけど、もっと使いやすいものを、と考えたのですね。
ものが一番入るのは、「ズタブクロ」なんだそうです。
ただ、ズタブクロでは、カッコ良くない。
試行錯誤を繰り返し、現在の形を生み出したのです。
実際に肩にかけるとバッグが体にフィットして気持ちいいのですよ。
10年以上、使い続けていますが、飽きることもありません。
SGというのはギブソンというギターメーカーが
発売するギターの一機種です。
もともとが廉価版から始まったシリーズで、その由来からか
ロック系のギタリストが使うことが多いモデルです。
アンガス・ヤングで一気に有名になったモデルだと思っています。
彼女はJAZZ系のギタリストですが、SGを持つなら、と
この演奏をしたのでしょうね。
カッコいいわ。