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3月26日はおりません。

どこへも行けなくなる前に天龍さんに

ご挨拶してきます。

 

塩澤会長とは,しょっちゅう会っていても

ビジネスの話のすることはありません。

 

また、仕事の話だけならメールでも電話でもできるのです。

しかし、古いタイプの人間なのでしょう。

 

顔を合わせて話をしたい。

フィッシングショーで会ってはいますが、人だらけの会場では

 

詳しい話は出来ないものです。

 

 

昨日も紹介した上の写真はこのたび、第一弾を発売した

富士カスタムFMCグリップのコネット部分の金属パーツです。

 

外見では、普通のNGH-15グリップにしか見えないように作って

おりますが、内部には、アルミの削り出しパーツが入っているのです。

 

 

これまでにもFMCと名のつくグリップを発売してきました。

今回が最も複雑な構造になります。

 

富士グリップの本体はグラスファイバー繊維をたっぷりと含んだ

樹脂で作られています。

 

この素材は接着剤がつきにくい。

完ぺきに接着したつもりでも、パワーのあるロッドでガンガン使用した

 

場合、緩む可能性が残るのです。

これは、オールドに属する富士グリップを現代に蘇らせる、という

 

コンセプト上、仕方がない部分として受け入れておりました。

修理が来た場合には、同日、もしくは翌日にはお返しするようにしておりました。

 

藤原雄一は仕方がないと思いながらも改善したかったのでしょう。

大変に複雑な構造を考えたのです。

 

お客様には目ない部分ですから、話のネタとして聞いてください。

 

大きなパーツではありません。

円筒形の上側のネジは富士グリップのネジを装着するためのものです。

 

少し細くなった下側のネジがグリップ内部に入る部分になります。

以前のFMCグリップは、この部分はシンプルな円筒形で接着剤の

 

くいつきをよくするためにローレットを入れておりました。

今回はその部分にもネジを切ったのです。

 

一般の方は、ふーん、という話。

機械加工をする方は、おわかりか、と思います。

 

ネジにネジはメンドクサイ。

ネジを切るためには片方を固定してネジを切る。

 

その片方にネジを切ったら、その片方は、どうすればいいねん!となる。

まぁ、そのために技術はあるのですが、とにかく面倒な加工になるのです。

 

このネジを差し込む富士グリップにも受け入れるためのネジを切る必要があります。

グラスファイバーをたっぷりと含んだ樹脂にネジを切るのは大変です。

 

精度も必要ですし、さらにネジを切ったあとの、残りカスが取れにくい。

このカスを取り切れないと、金属パーツを根元まで差し込めなかったりする。

 

ありとあわゆる接着剤をテストし、この樹脂でも強力に接着するものを見つけておりました。

ですから、途中までしか入らないものは、修正がきかない、廃棄になるわけです。

 

その接着する際にも、ヘッドキャップのためのネジをつかんで差し込むことになり

手が痛いのです。

 

この大変な作業を北井部員が担当しているのです。

握り部分のリングやバットキャップの接着ぐらい私でも出来るだろう。

 

「手伝おうか?」と聞いたのです。

すると上の文章では足りないぐらいの手間がかかるとのことで、

 

「おまえがやれ」と言ってしまいました。

上司としてはイマイチの対応。

 

それほど大変なグリップなのです。

本来、お客様にお伝えすることではないのですが、どこかで

 

はきだしたい。

定休日だけに弱いところが出てしまいました。

 

大村憲司"LEFT-HANDED WOMAN"

以前にも紹介しました。

やはり、カッコいい。

 

 

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