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ブラックバスは伝統を引き継いでいるのです。

結局はロッドの力がルアーに乗り移るロッドを

作りたいのです。

 

目線を上げてしまうと距離がおかしくなる。

低いライナーで遠くまでルアーを届けたいのです。

 

重いルアーを投げるためにはロッドにパワーが必要となります。

パワーのあるロッドは硬くなる。

 

硬いと投げにくいし、ルアー演出も難しくなる。

ではどうするか?

 

グラスファイバーを使えばいいのです。

 

BlackBass #3502、#3562、#3563 予約受付中

 

1994年、大変なロッドに出会ってしまいます。

太くて硬いのに投げやすくルアーもスイスイ泳がせるロッドです。

 

フィリプソンという名前のロッドでした。

 

 

それまでに使っていたグラスロッドとは根本的に変わっていました。

変わっているけど、トップウォーターにはピッタリの特性だったのです。

 

天龍さんにブランクを持ち込み、この素材で作ってくれ、とお願いしたのですが

その素材は既に使われていないもので、作ることは出来ないとのことでした。

 

不完全燃焼の私はアメリカに向かいます。

フィリプソン社にゆかりのある人たちがいると聞いたのです。

 

ポール・ハイタワーさん。

 

フィリプソン社で働いていた人が開いた釣具屋さんがありました。

フィリプソンブランクが山ほど残っていました。

 

古い金属製のグリップやガイド、ロッドスレッドもたっぷりあって

夢のような空間でした。

 

フィリプソン社のチーフビルダーであったポール・ハイタワー氏に

当時の話を聞きました。

 

フィリプソン社のブランクがなぜ他社と違い、なぜ、いまだに評価されるのか?

聞きたいことは、いくらでもありました。

 

 

チーフ・ラッパー(ロッドスレッドを巻く人)のベティには、

フィリプソン社の巻き方をおそわりました。

 

熱病にかかったような気分で帰国した後は、ひたすらフィリプソン社の

素材を追いかける日々でした。

 

しかし、気がつきます。

当時の素材は、いまほど反発力がなく、反発力を高める製法も

 

開発されていなかったのです。

現在の素材を使い、最新の設備で作るロッドで昔のフィリプソンを作ろうとしても

 

無理なのです。

そこからフィリプソン社のブランクのいいところを言葉で表し、いまある技術で

 

実現させるテストを繰り返すことになりました。

グラスファイバーのシートをたくさん巻いた肉厚ブランクを細身に仕上げることに

 

よって、似たイメージになります。しかし、そういうブランクは、棒に近く、

振り抜け感の悪いロッドになるのです。

 

グラスファイバー素材だけで何度も試してみたのですが、出口が見えず、

バットに高弾性カーボンを入れることによって、まとめ上げることが出来ました。

 

 

フィリプソンを追いかけて25年。

現在の素材を使って私なりのフィリプソンを実現したのが

 

ブラックバス3563GCSです。

すでに出来上がっております。

 

いいアクションは時代を超えるのです。

いいアクションを引き継ぐのが私の役目なのですね。

 

いまは、3563GCSしか出来上がっていないため、

このロッドの話ばかりになりました。

 

3502GCR、3562GCRが出来上がった時点で、次は

オールドフェンウィック物語を始めるつもりです。

 

 

天使の中の天使たち - クリス・ロドリゲスとスプーン・レディ

スプーン・レディ、やばすぎです。

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