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楽しい仕事は他所へは回せない。

ウォールナットのストレートグリップ,SSサイズが

欠品しておりました。

 

今日、藤原君が削ってくれました。

 

 

木を削るだけなら他の業者さんを探せばいいのです。

当たり前のことですが、他所の業者さんだとお支払する

 

代金以上のことは、してもらえません。

天然の素材は、ひとつひとつ、性格や質感が違います。

 

その素材が持つ一番いところを生かすように仕上げるのは、

難しいことですが、楽しいことでもあります。

 

削って終わりではなく仕上げまで自分でするのです。

途中でイマイチかな、という思いがわいてしまうと

 

売ることが出来なくなってしまいます。

銘木系の素材は木目が強く、グリップを差し込む穴を

 

まっすぐ開けるのが難しいのです。

以前、人にお願いしたこともあったのですが、たいてい

 

穴がずれておりました。

そのたび、修正しなくてはなりません。

 

人が手掛けた仕事を修正するのは、2倍以上の作業になります。

精神的にも疲れてしまうのです。

 

どうしても高価になってしまうグリップなのに

濁った気持ちで仕上げたくないのです。

 

だから、すっきり、一から自分で仕上げたほうがいいのですね。

 

 

またロッドの話になってしまいますが、ガイド位置だって

天龍さんに聞けば全部、教えてくれます。

 

でも、美味しいところを聞いてしまうのは、

もったいない。

 

天龍さんが教えてくれるのは最も安全な答えです。

ブライトリバーは、そういう答えでは満足しないのですね。

 

もっと、私たちらしい、個性的なものにしたい。

それでいて普遍的な美しさを実現するものでありたい。

 

ガイド位置に美しさがあるのか?と言われれば

説明が難しいのですが、確かにあるのです。

 

ロッドを曲げてガイドの位置と大きさのバランスを見るのですが、

25年もやっていると、はっきりと違和感を感じます。

 

もう、落ち着かない感じですね。

ロッドの竿先からガイドの間隔は少しずつ広がっていくのですが、

 

その比率が気になるのです。

実際にロッドを振ってフィーリングを確かめることも大切です。

 

ロッドアクションもガイド位置に影響を与えます。

ロッドスレッドやロゴの位置も考慮します。

 

この時間のかかるメンドクサイ作業のすべてが楽しのです。

 

いつも、しんどいしんどいと言いながら楽しんでいるのですね。

 

 

きれいな魚は説得力がありますね。

後ろに写るのは、クレビス1501-3.

 

合わせるグリップはキネヤのトラウトグリップです。

 

Patrice Rushen - High In Me 

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