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久しぶりの釣り針談義。

営業時間が終わってから藤原君と釣り針談義です。

 

今使っているノーズマウスの更新時期が近ずいているのです。

このまま作るのか、違ったものにしていくのか?

 

 

よく聞かれるのです。

なぜ、オリジナルフックを作るのか?

 

なぜ、フックをオリジナルで作ろうと思ったのか?

 

 

そう聞かれると私は戸惑ってしまうのです。

だって、作ることが当たり前だったから。

 

作ることに対して疑問を感じたことがないんですね。

私の時代はマスタッドの#7826ダブルッフが標準でした。

 

なぜって、へドンが使っていたからです。

そして、#2/0などのフックをラインナップしているメーカーが

 

無かったのです。

その後、オーナーさんがトップダブルというフックを発売しました。

 

 

なにが気に入らないか?

色々あるんですが、自分たちが研究した結果の形状でないから、

 

と言うことになるでしょうね。

次に知らない人が作ったフックだから、と続きます。

 

マスタッド#7826ダブルフックの開き角度が適切なものなのか?

トップダブルの開き角度はどうなのか?

 

釣り針の艶消し仕上げはイメージではない(個人の感覚です。批判ではありません)。

 

小寺彦兵衛翁さん

 

釣り針は長い歴史の中から製法が確立されたものです。

産地には、独自のルールがあり、そのルールを越えたものを

 

作ることは不可能に近いほど難しいことです。

そのルールの範囲の中で私たちの希望を実現させようというのですから

 

難しいのは当たり前なんですね。

大メーカーでもないかぎり、オリジナルフックを発売するといっても、

 

以前からあるフックのメッキを変えたり、針先を化学研磨で仕上げている程度で

あるのが現実です。

 

ブライトリバーのような小さなメーカーがオリジナル形状の

Wフックを作ったことは、目立たないけれど、相当に珍しいことなのです。

 

播州針

 

では、今発売しているノーズマウスが完璧なフックか?

と言えば完ぺきではありません。

 

私たちが目指した完璧は、やはり伝統の壁があり希望の

すべてを実現させることは出来ませんでした。

 

ただ、大きな一歩を進めたし10年の経験を得ることが出来ました。

 

針屋彦兵衞【播州一】(釣り針)

 

マスタッドやトップダブルを使っていれば、品質について

責任を持つ必要もありませんし、必要な数だけ調達が出来て

 

ずいぶんと楽であったと思います。

でも、そういう楽に魅力を感じないのです。

 

手打ちの「かむろ針」

 

それよりもファクトリーの人間と一緒になって最善を尽くす

モノ作りがしたいのです。

 

結果、一生かかっても「ガマカツさんには敵わないなぁ」、と

思うかもしれません。

 

でも、ブライトリバーのルアーに一番あうフックは

私たちがファクトリーと一緒に作ったフックなのです。

 

藤原くんとの釣り針談義は10年前と同じところから始まったのですが、

当時は夢だけで語っていた言葉に、経験による裏付けが加わり、

 

実現可能な範囲のなかでの選択肢を追求していくというものになっています。

今日で結論が出るわけがありません。

 

明日から新たな調査を始め、もう一度、理想を追求してみようと

思ったのです。

 

Seawind " He Loves You"

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