キャトルの5.4ftは中途半端か?
キャトルの5.6fと5.2ftはすでに販売済みですから、
中途半端と考えられても仕方がないですね。
でも、5.6ftとか、聞きなれているから安心しているだけかも
しれません。
私だけのロッド開発の方法かもしれません。
利き腕の右手でロッドを振ります。
右手に判断させるのです。
その際に、頭で判断しないようにする。
するとブランクが語りかけてくるのです(気が狂ったわけではありません)。
ちょっと長すぎるよ、とか、あと5cm長くしたら
もっとよくなるのに、という感じ。
料理の塩加減を調整したり、ステレオの高音と低音の
バランスを取るような感じですね。
目の前にあるブランクの性能が最もよく発揮できる長さを
見つけていくんですね。
答えは一つではなくて、いくつかある。
そのうえで、最初は販売しやすいものを優先する。
説明しやすいものと言い換えてもいいですね。
キャトルは5.6ftのものから、販売しました。
5.4ftのバージョンは、5.2ftのキャトルを開発する前に
出来上がっておりました。
それでも、短いものが欲しいという声が多かったため5.2ftを
販売したのです。
5.4ftモデルは私も忘れてかけていたのですが、アドバイスをもらっている
デザイナーさんが発売しましょうよ、と。
久しぶりに使うといいんですよね。
中途半端と思うのは頭の中の常識が判断しているだけのこと。
実際に使えば体が判断する。
振り続けたくなるロッドです。
私がロッドつくりで、最も重視するポイントです。
The Art and Making of The Greatest Showman
映画館で4回。DVDを合わせると20回以上
見ている思う。ついにハードカバーの洋書まで
買ってしまった。英文は読めない。
でも、持っていたい。
持っているだけで嬉しい。
アホですな。
Johnny Flynn - Einstein's Idea