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BLオリジナル・スペーサー(富士NGH-12用)完成!

この話題に何人の方が盛り上がってくれるのか

不安もありますが私は盛り上がっております!

 

ついに完成しました!

 

 BLオリジナル・スペーサー(富士NGH-12用)

 

こういうモノを作るのはブライトリバーぐらいでしょう。

他の追従を許さないものつくり。

 

いや、だれも追いかけてこないモノつくりが私らしいと思っています。

で、これはなんなの?

 

という方のために説明します。

 

 

SICガイドの製造で有名な富士工業さん。

1980年前後のころにはキャスティンググリップの世界市場を

 

席巻するようになります。

どこのロッドブランドをみても富士グリップが装着されていたのです。

 

私の世代の釣り人なら少年時代、富士グリップで釣りを始め、富士グリップで

キャスティング練習をしたのです。

 

おかげで、性能以前の話として思い入れがたっぷりとあるわけです。

 

 

製造後30年以上がたったグリップが今でも使えるのが驚きですが、

細かなところに無理が出てきています。

 

グリップを差し込んだ際に抜けないように締めこむスペーサー(ゴムリング+ゴムリングキャップ)が

壊れてしまうんですね。

 

このパーツ、ゴムとゴムカバーからできているのですが、カバーにヒビが入りやすく、

ヒビがはいれば締め付けるパワーが無くなってしまうのです。

 

結果、がたついたり、ロッドが抜けてしまうようになってしまいます。

 

 

これは富士工業さんが悪いわけではありません。

作った当時、30年後や40年後まで使われていると想像することは

 

出来ないでしょう。

 

テーパーライン作りのDVDです。

 

というわけで、ブライトリバーがその弱いところを

補うスペーサーを発売することにしたのです。

 

ここから先は読む必要はありません。

 

そのスペーサーつくり、最初は超簡単だと思っておりました。

問題はゴムでした。

 

最初は、サイズの丁度いいゴムパイプを切ればいいや、と

考えました。

 

そういうものが存在しませんでした。

作っていただくことは出来るのですが、現実的な価格ではなく、

 

作ったとすれば何万個という量になります。

いくら私でもこのニッチなパーツがそんなに売れるとは思えません。

 

ゴム板からつくるしか方法が無くなりました。

ゴム板からリングを作るとなれば、ポンチで抜くということになります。

 

やわらかいゴムをポンチで抜こうとすれば、いったんポンチを当ててから

むしりとるような工程となります。いったんゴムがへこむんです。

 

まっすぐな穴をあけるのがとんでもなく難しい。

まぁ、まっすぐな穴が開いたとしましょう。

 

次にその穴の数ミリ大きな直径の抜き作業が待っています。

ゴム板から穴をあけるだけでもたいへんであったのです。

 

真ん中に穴が開いて剛性のなくなったゴムを一定の肉厚で

丸く切り取る必要があるのですね。

 

これは不可能な挑戦と思えました。

こうなると職人さんは燃えるんですね。

 

失敗して落ち込んで、失敗して落ち込んでを

繰り返して、このたび、ようやく完成したのです。

 

 

当然、NA用は?と思いますが、さらにゴムを切るのが難しい・・・。

職人さんの進化を期待しましょうね。

 

 

Johnny Rivers Walking the Dog

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